甘くてクセのないその味は
洋梨似?それともバナナ似??
ホワイトサポテ - white sapote -

学名:Casimiroa edulis
ミカン科カシミロア属の常緑高木
開花は2月〜4月頃、結実は7月〜10月頃
和名:シロサポテ。自家結実性のある
原産地など
ホワイトサポテの原産地は中央アメリカの高地と言われています。 アメリカ(カリフォルニア・ハワイなど)・スリランカ・ニュージーランド・オーストラリアなどで商用栽培されています。 国内では沖縄や鹿児島や和歌山などで栽培されています。
色や形など
ホワイトサポテの果実は大きさが6cm〜10cmほど、果皮は緑色から熟してくると黄緑色へと変色してきます。 果肉は黄色がかった乳白色をしています。 ホワイトサポテは小さな白い花が咲きます。果樹の高さは10m〜15mになります。
味や効能など
ホワイトサポテは少し固い内に収穫し追熟させます。柔らかくてクセが少なく食べやすい。甘味は強い(糖度が18度〜23度) (ミカン科とは思えない)バナナや洋梨を混ぜたような味がするそうです。また品種によって苦みがあるようです。 生食の他シャーベットにして食べらています。また種子には弱毒性があるが乾燥させて煎るとナッツとして食べられるようです。
栽培方法など
ホワイトサポテは耐寒性が−5度ほど(成木の場合)。排水性の良い砂質の土壌を好む。乾燥に強い。 繁殖する場合:実生は結実まで6〜8年と言われています。また実生では品質が劣る可能性が高く、通常は挿し木や接ぎ木で増やす。
品種など
ホワイト・ライニキコマーシャル・レモンゴールド・バーノン・クシオ・グエン・スーベールなど
[画像協力:グルミルクさん]
[種子&断面画像募集中!]




【column】
[ホワイトサポテの皮や種には毒がある]という情報があったので少し調べてみました。 詳しくは分かりませんでしたがメキシコでは睡眠薬に利用されているようです。毒と薬は紙一重といいますか・・・。 また葉に含まれているフェノールという成分は糖や脂肪の代謝を促進するのでは??という研究もされているようです。
(ミカン科の)ホワイトサポテと似た名前で[ブラックサポテ]がありますが、こちらはカキノキ科でまったくの別モノです。 まだ掲載していないフルーツいっぱいです。ボチボチ追加していますね。 ブラックサポテの写真をお持ちの方がいらっしゃいましたら画像協力をお願いできればと思います。

ホワイトサポテ栽培リンク
・ホワイトサポテ(wikipedia)
…基本的なデータを押さえるには最適ですね。
・熱帯果樹ホワイトサポテの栽培方法
…詳しい情報がありますね。
・やんばる暮らし(ホワイトサポテ)
…写真が豊富で参考になりますね。
・ホワイトサポテ観察日記
…果実を食べた後に実生栽培していますね。
・Apricot+G
…栽培したホワイトサポテが実を付けていますね。
ヤフオク&楽天市場リンク
・ホワイトサポテのヤフオク出品状況!
…【出品量:△】接木大苗が数点。
・楽天市場でホワイトサポテを見る
…【出品量:△】沖縄産が目立つ。
※その他の果樹はこちら→[ヤフオクリスト]・[楽天市場リスト]

