アジアではメジャーな調味料!?
干し柿のような甘い品種もあり!
タマリンド - tamarind -

学名:Tamarindus indica L.
マメ科タマリンド属の常緑高木
開花は・結実とも日本では未確認
東南アジアでは料理に欠かせない重要果実
原産地など
タマリンドの原産地は熱帯アフリカ。インド・東南アジアなど熱帯および亜熱帯の各地で栽培される。 また街路樹としても活用されています。
色や形など
タマリンドの果実は大きさが7cm〜12cmほどで外観は黄褐色のソラマメといった感じです。 果実は熟すると粘質化し黒っぽくなります。葉は偶数の小さな葉が約13対ほど付いていてオジギソウに似ています。 そして夕方に葉を閉じる性質があるそうです。またタマリンドの花は薄黄色の花弁に赤い模様があり中々キレイです。 果樹は高さが15m〜25mになります。
味や効能など
タマリンドは実だけでなく種や樹皮など活用範囲が広い。まず果肉は独特のコクと酸味があり、 調味料やジャム・清涼飲料水・ドライフルーツ・砂糖漬けなど様々に加工され使われる。 また甘い品種は生食する事も可能で干し柿のよう味がする。種は炒ったり揚げたりして食べる。 樹皮は強壮剤や解熱剤など様々な効果があるとされています。葉もお茶にします。
栽培方法など
タマリンドは熱帯果樹の割には耐寒性があるとされる。半乾燥地に適するが多雨地域でも生育するらしい。 土壌はあまり選ばず病害虫にも強いので育てやすいようです。 また実生する場合の発芽率は高いが結実までは15年ほどかかるそうです。
品種など
甘味種(スウィートタマリンド)や酸味種などがある。
[画像協力:さね子さん]




【column】
僕がタイのアユタヤを歩いていると道ばたで何かを踏みました。
それがタマリンドでした。タイでは街路樹として使われているようです。
さてサプリメントの材料として知られるガルシニア=タマリンドとの記述があったので調べてみました。
確かにガルシニアの別名にタマリンドというのがあるが、ここのタマリンド(マメ科)とは別物でした。
ガルシニアはオトギリソウ科でマンゴスチンの仲間のようです。→[(参考)ガルシニアについて]
タマリンドの葉には[有機酸]が多く含まれていて樹下には他の植物が繁茂できないそうです。『なるほど・・・』と思いつつ 『有機酸って何だろう??』って思ったので調べてみました。[有機酸]とは酸性の有機物の総称みたいでオレイン酸やクエン酸なども 有機酸らしいです。つまり酸性なんで腐食が進むみたいです。それならばタマリンドを育てて葉を防草シートがわりに 出来ないもんですかね??って思います。でも実際には簡単じゃないのかもしれません・・・。





タマリンド栽培リンク
・トロピカルフルーツ成長ノート
…実生の様子や味の感想などありますね。
・マメモエ
…マメ科の植物をいろいろ育てているようですね。
・世界の植物
…タマリンドについて詳しく書かれていますね。
・タマリンド活用法
…日本人に馴染みのない活用法が載っていますね。
ヤフオク&楽天市場リンク
・タマリンドのヤフオク出品状況!
…【出品量:○】たまに変種も…。
・楽天市場でタマリンドを見る
…【出品量:×】大苗が1本のみ。
※その他の果樹はこちら→[ヤフオクリスト]・[楽天市場リスト]

