さっぱりとした酸味
風味も肉質もトマトそっくり!?
タマリロ - tamarillo -

学名:Cyqhomandra betacea
ナス科常緑低木
結実は8月〜11月
[ツリートマト]や[コダチトマト]とも呼ばれる。
原産地など
タマリロの原産地は南米の高地。主な産地はニュージーランド、メキシコ、ペルー、スリランカ、インドなど。
色や形など
タマリロの果実は大きさが5cm〜7cmほどで卵形、果皮はツヤのある濃い赤色。オレンジ色の果肉に黒色の種子が入っている。 花は薄いピンク色をしている。果樹は高さが2m〜3mになります。
味や効能など
タマリロは味も質感もトマトに似ていて[ツリートマト]と呼ばれるのも頷けます。 トマト味の中にもやはりトロピカルフルーツらしさもあって(マンゴーっぽいというか)面白いです。 特にゼリー状の種部分は砂糖を加えるとジャムみたいになるのでヨーグルト入れてみるのも良いでしょう。 またトマトと同じようにサンドイッチにしたりサラダに入れてみるのも良いでしょう。
栽培方法など
日当りが良い場所を好む。熱帯果樹でも高地原産という事もあり少しの霜位では大丈夫なようです。 逆にあまり暑いのには弱く、夏場は遮光ネットなど対策をする必要がありそうです。 この果樹は結実までの育成期間が比較的短くて早ければ1年、2年目からは普通に収穫が楽しめるようです。 ナス科という事もあるのかナスやトマトと同様にアブラムシなどが付きやすい。 それと連作障害の心配があるのでナスを作っていた場所は避けた方が無難でしょう。





【column】
海外旅行した知人が買って来てくれました。生のタマリロだったんだけど『植物検疫は受けたのかな??』 まぁそれはさておき、味も色・形も本当にトマトに似ています。『それならトマトでいいじゃん!』という話もあります。 僕はタマリロはもしかしたらトマトの仲間では??という疑いを僕は密かに持っています。
考えてみるとトマトもタマリロも同じナス科ですし、日本では1年草として知られるトマトも熱帯では多年性があり、 しかも長年育てて行けば大きさは8m〜10mにもなるそうです。 更にトマトは新種や育て方によっては果物に匹敵する糖度を持つので、ある意味、果樹に一番近い野菜なのかもしれません。





タマリロ栽培リンク
・KAMEMODOKIの園芸日記
…2002年からタマリロの栽培をしています。
・トロピカルフルーツ成長ノート
…実生でタマリロを育てています。
ヤフオク&楽天市場リンク
・タマリロのヤフオク出品状況!
…【出品量:△】タネもたまに見ます。
・楽天市場でタマリロを見る
…【出品量:×】無かったです。
※その他の果樹はこちら→[ヤフオクリスト]・[楽天市場リスト]

