日本各地で栽培可能!
味はプリンかカスタード??
ポポー - pawpaw -

学名:Asimina triloba
バンレイシ科の落葉高木
開花は4月〜6月頃、結実は8月〜10月頃
バンレイシ科なのに耐寒性が強く日本でも栽培可能。
原産地など
ポポーの原産地は北アメリカ東部の中〜北部地帯です。生産が盛んな国はアメリカ・カナダ。 耐寒性が強く日本でもほとんどの地域で栽培が可能です。
色や形など
ポポーの果実は大きさが7cm〜15cmほど、果皮は黄緑色で果肉はオレンジ色に近い黄色をしています。 果実の中には黒い種が沢山入っています。ポポーの花は紫色です。果樹は高さが4m〜12mになります。
味や効能など
ポポーは強い芳香、ねっとりとした食感と強い甘味があって好みは分かれるが、 好きな人に言わせるとプリンだのアイスクリームだのと形容される。
品種など
プロリフィック・ウィルソン・ミッシェル・オーバーリーズなど
栽培方法など
ポポーは珍しいだけでなく温帯で簡単に育つ果樹としておすすめです。 気になるような病害虫もいないので無農薬で育てる事も可能です。 なんでもポポーの新葉にはアセトゲニンと言う殺虫成分が大量に含まれているそうな。すごい。 地植えをすると最初の2年位は成長が緩やかですが3年目位から急に成長スピードが早くなります。 開花は4年目頃から結実は6年目頃からですね。

[画像協力:はむさん&ター坊さん& osuzuさん]




【column】
僕の畑には3本のポポーが植えられています。購入した苗から育てて5年で花を咲かせました。 以前には植え替え直後に枯らせる事がありましたが、根がしっかり張った後の生育は順調そのものです。 あと1年か2年で実が成ると思うと楽しみで仕方がありません。まだ食べた事がありませんが、 チェリモヤ(食べた事あり)と同じバンレイシ科なので期待できるというものです。
さてポポーの木に含まれる殺虫成分アセトゲニンについてもう少し調べてみたら、癌細胞を殺すという研究結果が 出たとの報告を発見する。しかも薬物治療に耐性を持った癌細胞にも有効らしい。今後の研究進展が楽しみです。 ただし安易に葉や種を食べないようにして下さい。薬になるモノは毒にもなりますから。





ポポー栽培リンク
・かいづの植物あれこれ栽培記
…ポポーの挿し木やら色々していますね。
・ビバッ!鉢植果樹園 Web日記
…ポポーの記事も沢山ありますね。
・ポポー
…2003年からポポーの栽培を記録していますね。
・花と緑の振興センター
…ポポーの成長記(その1〜5まで)がありますね。
ヤフオク&楽天市場リンク
・ポポーのヤフオク出品状況!
…【出品量:○】コンスタントに出てます。
・楽天市場でポポーを見る
…【出品量:◎】豊富にあります。
※その他の果樹はこちら→[ヤフオクリスト]・[楽天市場リスト]

