世界一といわれる固い殻!
ナッツはおつまみに大人気です!
マカダミア - macadamia -

学名:Macadamia integrifolia
ヤマモガシ科の常緑高木
開花は7月〜8月頃、結実は10月〜11月頃
自家結実性です。
原産地など
マカダミアの原産地はオーストラリア。 生産が盛んな国は(生産量順に)オーストラリア、アメリカ(ハワイ)、南アフリカ、ケニア、マラウィ、コスタリカ、グァテマラ、ブラジルなど。 国内では種子島や沖縄などで栽培されています。
色や形など
マカダミアの果実は大きさが2cm〜3cmほどの球体。果皮は緑色もしくは茶色をしています。 果皮を剥くと中には固い殻があり、その殻を剥くと今度は乳白色の実があります。 またマカダミアは葉に特徴があって細長くギザギザしています(写真参照)(※トゲのない品種もあるようです) また花は穂状で18センチ位の房が垂れ下がっています。果樹は高さが6m〜15mになります。
味や効能など
マカダミアはローストされたものが一般的ですが生ナッツの方も美味しいです。 コクがあり噛む程に甘味が染み出して来る感じです。 成分としてはオレイン酸が豊富で生活習慣病に良いとされています。 特にオレイン酸の一種であるパルミトオレイン酸は特にマカダミアに多く含まれていて脳卒中に効果があるとされています。
栽培方法など
マカダミアは熱帯果樹の割には耐寒性があり霜が降りない地域なら地植えも可能です。 また乾燥にも比較的強いようです。 主根がなく短い根が密集する構造で強風には弱いので注意して下さい。 逆に土壌の栄養素を吸収するのには適した根ですので痩せた土壌でもよく育ちます。 苗木から実を付けるまでには10年以上かかるようです。 実生する場合は殻に傷をつけてすると良いでしょう。
品種など
主に3種類に分類されます。光殻種(花は白い色)・粗殻種(花は濃いピンク色)・在来種(実が小さく硬い)

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【column】
(wikipediaなどで)生産シェアはハワイが約8割という記述がありますが調べていくと現在のシェアは違う(上記参照)ようです。
おそらくオーストラリア原産でハワイに渡り商業生産された段階でのもので、その後は世界に栽培地域が広がったものと思われます。
さてパルミトオレイン酸を調べていたら[加齢臭]にたどり着きました(^_^;)不思議に思いました。
なぜかというと一方でスキンケアの成分として使われているからです。もし加齢臭の原因物質なら『臭くなるのでは??』って
素朴に思った訳です。
更に調べてみると[9-ヘキサデセン酸]というのが加齢臭の原因物質でした。
多くのサイトで[9-ヘキサデセン酸=パルミトオレイン酸]という風な書き方がされていますが別の物質のようです。
Webサイトは多くが他のサイトを情報源としてしています。間違った情報が多数を占める事もあるので注意が必要ですね。
当サイトも情報は極力正しくなるように心がけてはいますが間違ったのもあると思いますので見つけた方はご指摘下さると助かります。





マカダミア栽培リンク
・マカダミアナッツ
…実生や挿し木の様子が掲載されていますね。
・マカダミアナッツの木
…マカダミアの実生に挑戦していますね。
・殻が固すぎるマカダミア
…さすが老舗ブログで読んでいて楽しいですね。
・オーストラリア・マカダミア協会
…栄養価やレシピなどが充実ですね。
ヤフオク&楽天市場リンク
・マカダミアのヤフオク出品状況!
…【出品量:△】
・楽天市場でマカダミアを見る
…【出品量:×】売り切れも多いです。
※その他の果樹はこちら→[ヤフオクリスト]・[楽天市場リスト]

