
香りの強い熱帯果実
その別名は[パイナップルグァバ]!
フェイジョア - feijoa -

学名:Feijoa sellowiana
フトモモ科の常緑低木
開花は6月〜7月頃、実は11月〜12月
熱帯果樹にしては耐寒性があり中部地方でも育つ
《 ♦Side-A(果実編) / Side-B(栽培編) 》
原産地など
フェイジョアの原産地は南米。生産が盛んな国はニュージーランドやオーストラリア・カリフォルニア。 フェイジョアは熱帯果樹の割には耐寒性があり東京・三重などでも栽培が報告されている。
色や形など
フェイジョアの果実は大きさが3cm〜8cmほどで卵形をしています。果皮は緑色で果肉は薄いオレンジ色をしている。 フェイジョアの花は薄いピンクの花弁と赤く突き出した雄しべに特徴がある。また葉の裏に柔らかい短毛が生えているのも特徴の1つです。 果樹は高さが2m〜3mになります。
味や効能など
フェイジョアは香りが強く、パイナップルのような風味があるので[パイナップルグァバ]とも呼ばれる。 甘酸っぱく中心はゼリー状でその果肉は梨のようなシャリシャリ感がある。生食の他にジャムや果実酒にも向きます。
食べ方など
果実は常温で保存する。熟してくると少し柔らかくなってきます。軽く握ってみて少し凹むくらいが食べごろです。 冷蔵庫で冷やす場合は約1週間ほどから品質が低下していきます。 食べ方は包丁で横に二つに切り中にあるゼリー状の部分をスプーンですくって食べるのがお勧めです(写真参照)
品種など
マンモス、トライアンフ、アポロ、クーリッジ、ジェミニ、プリティーグリーンなど(詳しくは次のページ)





【column】
僕の畑では3本のフェイジョアが育っています。最初は1本だけだったのですが温帯でも結実するという事で 2本追加したのでした。生育は順調で昨年の収穫は3個ほどでしたが今年は40個ほどは見込めそうです。 更に来年は100個ほどいけるのではないかと皮算用しています(^_^;) どうせ育てるのなら珍しいものをという人は多いと思います。その中でも温帯で育つ果樹ってのは育てがいがありますね。
観葉植物としてじゃなく花も果実も楽しめる訳ですからね。また珍果実はプレゼントにも最適ですよ♪ (2009.7追記)2008年に採取した種が何本か発芽しました。挿し木はなかなか成功しないですが・・・。 以前に書いた収穫数ですが半分以上は整理落下だったみたいです・・・いやお恥ずかしい(^_^;) 小さな果実でも香りは強いので何かに利用できないかと考えています。





フェイジョア栽培リンク
・Feijyoa Garden
…フェイジョア専門のサイトですね。
・ビバッ!鉢植果樹園 Web日記
…フェイジョアの記事も沢山ありますね。
・うざね博士のブログ
…挿し木してみたり色々と分析していますね。
・はみ出し園芸マンの果樹園日記
…文章に気合いが入っていますね。

