カシューナッツは有名だが
カシューアップルも食べてみたい!

カシュー - cashew -

カシューの写真

学名:Anacardium occidentale
ウルシ科の常緑高木
開花は12月頃、結実は2月頃、※ベトナム
和名:カシューナットノキ

原産地など

 カシューの原産地はブラジルです。熱帯・亜熱帯で栽培されています。 生産が盛んな国はインド、ベトナム、ブラジル、ナイジェリアなどです。 国内では商業栽培はされてないようです。

色や形など

 カシューの花柄が肥大したものがカシューアップルと呼ばれ、大きさが5cm〜8cmほどで西洋ナシ形をしています。 果皮は黄褐色〜橙色をしています。またそれににぶらさがる勾玉のような灰色のものが果実(約3cm)です。 果実には固い殻がありその中に[仁]と言われるナッツの部分があります。 カシューの花は薄緑に赤紫のラインが入った花弁が5枚のエキゾチックな花です。果樹の高さは8m〜15mになります。

品種など

長実や丸実の品種があるらしいです。

味や効能など

 カシューの果実(本当は花柄が肥大したもの)はパイナップルやリンゴのような香りが強くするそうです。 生は渋みがあるがジューシーで甘いらしい。また食感はシャリシャリとした梨に似ている。皮は破れやすく流通性は低い。 また生食以外ではジュースやジャムやワインにもするようです。 しかしナッツの方がやはり有名です。ナッツにはオレイン酸やミネラルが豊富です。

栽培方法など

 カシューの産地は砂地が多いとされてますが土壌を選ばず生育するそうです。 もちろん肥沃な土地の方が生育は良い。また耐寒性が低く過湿に弱いとされています。 その他は詳しい記述は発見できなかったが同じウルシ科のマンゴーを参考にして育てると良いかもしれません。



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【column】

 殻付きのカシューナッツを見た事があるでしょうか?実は殻には強い酸が含まれているので除去してあるそうです。 もし栽培に成功しカシューナッツ(殻付き)が手に入った時は割る時に注意して下さい。 もし殻の汁が皮膚についたら火傷のように水ぶくれができるそうです。
またこの殻の油分(アナカルド酸が主成分)が含まれていて塗料として利用されています。 カジュー塗料は光沢があり耐水性や耐熱性など優れた塗料だそうです。その性質は[漆(うるし)]に例えられることが多いです。 それもそのはずカシューはウルシ科の果樹なのです。ちなみにマンゴーもウルシ科。かぶれたりしないか心配です(^_^;)


 さて殻の油ですが塗料の他にもいろんな利用が研究されているようです。例えば油の抗菌作用が確認されたことにより 『牛のエサに混ぜる事で抗生物質の代替にできないか??』といった研究もされているようです。
ベトナムなどの生産地ではカシューナッツを殻ごと火の中に入れて炒るそうです。殻には油分が多く含まれているので燃えるようで、 火が消えたのを見計らって殻を剥いて食べるそうです。
 僕は鉢植えで1本育てています。まだ小さいので何とも・・・。 ちなみにカシューナッツはローストも好きですが生ナッツもほんのり甘くて好きです♪

カシュー育成チャート

カシュー栽培リンク

カシューナッツ(wikipedia) …基本情報はここが王道かもしれませんね。

トロピカルフルーツ成長ノート …カシューの発芽など記録されてますね。

カシュー(メイ果樹園) …タイの果樹園。カシューが紹介されてますね。

梨のようなカシューの実 …売られている様子がブログに載っていますね。

ヤフオク&楽天市場リンク

カシューのヤフオク出品状況! …【出品量:△】※苗やタネが少々。

楽天市場でカシューを見る …【出品量:×】※ありませんでした。

※その他の果樹はこちら→[ヤフオクリスト]・[楽天市場リスト]