

挿し穂の確保
前年春に伸びた枝で今年冬に休眠に入ったものを使う。秋に落葉すると植物は休眠します。落葉した枝は皮が固くなり 茶褐色(それぞれの木の色)に変色します。早めに落葉した枝はデンプンや糖分をなどを多く含み挿し穂に適しています。 また花芽が着いてなく葉芽が多い枝を選ぶと良い。
挿し穂の保存
挿し穂を確保してから挿すまでに時間が空く場合は挿し穂を保存します。採取した挿し穂を乾燥させないように ビニール袋などに入れて密閉し冷蔵庫など低温(0〜5度)で保管する。そうする事で鮮度を保ちつつ発芽での養分の消耗を防ぐ。
挿すまで
挿し穂を消毒液に浸けてから軽く水洗いし鋭利な刃物で斜めに切断します。その後で水に1時間ほど浸けて吸水させます。 (吸水時間が長いと養分が流出されるそうです) また液状の発根促進剤を使う場合はその水に入れます。葉は余分な蒸発を防ぐために落とします。 粉状のものを使う場合は吸水後に軽く水をきってから切断面にまぶします。
挿してから
プラグトレイなどの容器に土を入れ割ばしなどで仮の穴を開けます。 これは挿し穂の断面を傷めない為です。挿したら水を与えます。 その際は挿し穂が倒れないようにジョウロはシャワー状にします。

