

道具を準備
挿し穂を切り取る剪定バサミ。鉢やプラグトレイなど。割ばし(案内棒)。鋭利な小刀(またはカミソリ)。名前を書くタグ。 記録ノート。挿し木を覆う為のビニール袋。また霧吹きなどもあると良いでしょう。 ちなみに[挿し木用の小刀]というのもあります。特徴は刃が薄いことみたいです。ガッツリ使うつもりで砥石も買って意気込んでいましたが、 けっこう磨いだり面倒で、、、その内錆びが・・(^_^;) カミソリをお勧めします。
挿し床の準備
挿す場所となる土やロックウールを準備しましょう。土は排水性&保水性の優れたもの。鹿沼土(小粒)やパーライト(小粒)などが 適していると思います。ですが趣味の園芸であれば量も多くないと思いますので[挿し木専用土]を購入するのがお手軽で無難です。 またロックウールも通気性と保水性があり無菌なのでお勧めです(ただし値段が少し高いかも??)
発根促進剤や消毒液
挿し木には高い湿度が適しており、それは同時にカビのリスクも背負います。ベンレートなどの消毒液を使うと そのリスクが軽減されます。また(特に緑枝挿しの場合は)メネデールやルートンなど発根促進剤を使うと成功率が高まります。 個人的にはオーキシンという植物ホルモンを使っています。(粉タイプと液タイプがあります)
※実生講座(6)に便利グッズとして紹介しているのでそちらも参考にしてみて下さい。
挿し木の時期
果樹が休眠期(晩秋で落葉した頃〜春に芽が出る迄)の時に挿し穂を取る。挿すのは春から梅雨ごろが一般的です。

