

種の下処理
実生(みしょう)をする場合はタネの下処理から入ります。 採取したばかりの種はまず洗いましょう。種のまわりには発芽を抑制する物質が含まれているためです。 次に数時間〜1日ほど水に浸しておきましょう。その際に殻のある種は少し削るなどすると水の浸透が良くなります。 また[殺菌や発根促進剤]を使うのも良いでしょう(その他-便利グッズ参照)
容器を用意する
容器は市販のプラグトレイでも良いですし、ペットボトルでも卵パックでも何でもOKです。 それらで代用する場合は排水用の穴をあけておくと良いでしょう。 その他にはトレイのまま植えられる(土で分解される)紙製ポット(100均にあり)という手もあります。
土を用意する
土は保水性が高く通気性の良い清潔なもの(できれば育苗用の培養土)を使いましょう。 水をかけると増えるパームピート(100均にあり)って土もあります。 保水性がないと乾いて発芽しにくいですし、通気性が悪いとカビが生えやすいです。 また土の変わりにロックウールという手もあります。
その他の準備
あとはいつ蒔いたのか忘れないように[記録ノート]や、いろいろと蒔く場合は何を蒔いたのか分かるように
[タグ(名札)]を用意すると良いでしょう。ちなみに僕の母親は小包などに使われる
[PPバンド
]を切って再利用しています。
ゴミが減りますし(凹凸があって)字が消えにくいそうです。
実生リンク
・トロピカルフルーツ成長ノート(種から育てる)
…沢山の記事ですね。
・みんなの花咲ライフ(タネまき)
…Webマガジンでイラストが豊富ですね。
・種はゴミじゃない(種のまき方)
…写真付きで分かりやすいですね。
・熱帯果樹の発芽と育苗
…いろんな熱帯果樹の実生の様子がありますね。
・旅行をされる方へ(植物検疫所)
…種子を持ち帰りたい人は参考にどうぞ。

