


熱帯くだもの図鑑

フルーツ・ハンター

熱帯果樹の栽培

熱帯特産果樹
※熱帯果樹の本は写真が豊富なものも多く見ていて楽しくなります。日本の果樹とは違った進化をしてきているので、 見た目も違えば味も独特だったりします。育て方も温帯果樹のセオリーが通じないので専門書籍は参考になりますね。

熱帯くだもの図鑑
この本は127種の熱帯果樹が紹介されている図鑑です。オシャレな表紙が豊富な内容が期待させます。大きな特徴としては2つ。
1つは[色と手触りで探せる]・・これは偶然に出会った果物を調べる時にとても便利です。もう1つは[断面や可食部がイラストで紹介されている]・・
やはり珍しい果物は食べ方も気になりますから助かる情報ですね。その他は[栽培カレンダー]などがあります。
こういう図鑑には長年の集大成というのを感じます。あとここでは分かりにくいですが[A5サイズ]なので図鑑にしては小さめの本です。
ちなみに[沖縄県内書店]や[海洋博覧会記念公園]で販売されているようなので普通の書店ではお取り寄せになるかも??です。
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フルーツ・ハンター 果物をめぐる冒険とビジネス
この本は珍しい果物が好きなアダムさんが世界をまわった旅行記のような本です。著者の体験を元にしているので図鑑とはぜんぜんタイプの違う本です。
例えば[ドリアンが臭い]という話は知られた話ですが、それがどのくらい臭いのか事件??を通して語られるのでとてもイメージがしやすいです。
このアダムさんはカナダ在住のジャーナリストなのでただのマニアと違ってバックボーンがしっかりしています。
[甘みの地政学]とか[果物の密輸業者]とかあと[果物ビジネス]についても考察されていてただの果物紀行と違うのがこの本のミソかも??
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熱帯果樹の栽培 完熟果をつくる・楽しむ28種
この本はずばり[熱帯果樹の栽培]に特化した本です。タイトルそのままなのであえて言うことでもありませんが(^_^;)
内容は3部構成になっていて[PART1]は基本として[栽培の基本][苗木の準備][畑の準備][収穫と追熟と貯蔵][食べ方]などが書かれています。
[PART2&3]は栽培編として合計28種類の果樹栽培が紹介されています。また巻末には[成分表]もあります。専門書なので少し高めです。
著者は日本でも数少ない熱帯果樹の研究者みたいです。
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熱帯特産果樹(果樹園芸大百科17)
この本は専門書です。大きく重く(219ページあります)そして高い(5000円)です。しかし専門書だけあってとにかく詳しいです。
基本的な熱帯果樹を狭く深くですので珍しいものはないので注意が必要です。いちおう列挙しておきます[紹介されている果樹:
アセロラ・アボカド・グアバ・スターフルーツ・ホワイトサポテ・・テリハバンジロウ・パイナップル・パッションフルーツ・バナナ・
パパイア・フェイジョア・マンゴー・リュウガン]です。
2000年と少し古い本なのですが栽培技術に関しては今でも通用することも多いと思います。個人的には一般の方は図書館を探すのがお勧めです。
熱帯果樹農家さんは買っておいて損はないが、普通の本屋さんではまずありません。
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