



節約生活から解放
今は8日目の朝です。昨日はバンコクでのんびりしました。資金調達ができたので節約生活からは解放です。 ランブータンとマンゴスチンを買ってきてゲストハウスに置いて宿泊者に食べてもらう。 当然タネは残してもらってます。カオサンはいたって平和です。日本での報道はよそに旅行者もボチボチいます。 特に海外旅行の玄関口として利用しているバックパッカーには市内の混乱もあまり関係ないみたい。
今いるドミトリーは1部屋に10人くらいが泊まれます。なぜか今は女の子の方が多く男3、女4??です。 日本的には男女同室というのは不思議なのかもしれませんが、みんなそれが当たり前みたい。 バックパッカーの中でも社交的なタイプはどんどん友達を作って旅を満喫しているようです。 海外の放浪というのは、パック旅行では考えられないような驚きや発見があったりします。 僕はまだビギナーレベルなのでそう多くはないのですが、各国を渡り歩いている人の話を聞くのは面白いです。
さて6日目くらいで韓国人の男の子と知り合いました。ギターを持って旅をしている青年です。 英語とギターでコミュニケーションをとってました。彼がアイポッドタッチ(カタカナで書くと変ですね) を持っていて、すごく便利だと思いました。正直ほしいです。アイフォーンもいいけど、無線LANが いろんなところで使えたら電話じゃなくてもかなり使えます。 とにかくアプリが多く、音楽系だけでなく旅に使える時刻表だとか予約サイトだとか用途が幅広い。 まぁー彼の場合はハッキングソフトを使ってダウンロードしまくってましたけど・・・。 ただ難点は「i phone??」って聞かれていちいち「i pod touchだよ」っていわないと いけないことくらいかな??(笑) それにしてもアップルコンピューターの勢いには驚かされます。安宿街といわれるカオサンにも、 おしゃれなアップルのお店があります。それだけ旅行者には便利で支持されているツールなんでしょうね。 これからラヨーン(果物の産地)に向かいます。バンコクの東までスムーズにいけるかな?? バンコク中心部の危険エリアをどうぬけるか・・。しばらくは田舎??なんで更新はできないかも??です。

危険地帯を!??
久々にタイ日記です。今日は12日目でタイ東部への旅からバンコクに帰ってきた所です。 では8日目の様子です。
この日は朝からラヨーンを目指しました。ラヨーンというのはバンコクから東へ200キロほどの果物の産地です。 とりあえず東のバスターミナル(エーカマイ)に行くための方法を考えます。 まず大通りに出て2番のバスを探しますが来ません。聞いてみるとどうやらバンコクの治安悪化で その近辺を通過するバスは運行中止らしいです。電車が止まっているのは知っていましたがバスもですか・・。
まぁー想定内ということで、バスで途中まで行き、そこからタクシーという方法を探りました。 ところが、なかなか途中までバスで行くというのは説明が難しい・・・。言葉の壁が立ちはだかります。 なんとか適当なバスに乗って乗客に聞いてみる、すると親切なおばちゃんが降りる場所を教えてくれ、 バイクタクシーの運転手にエーカマイに行きたいってことを伝えてくれる。バイクタクシーは200Bを提示。 少し高いですが、まぁーこのさい仕方ありません。おばちゃんにお礼を言ってバイクの後ろに乗り込む。
バイクはスイスイと道路を抜けていきます。ふと見ると先にバリケードがあり軍人さんがいます。 『あーこの辺り(内側)が危険地帯なのね・・・』ってそんなことを思っていると、 バイクは何ごともなかったかのように通行証を見せてバリケードの中へ・・・。
『大丈夫かな??』とは思ったけど、まぁーにらみ合いしているのは封鎖されているさらに内側だろう。 と判断。そもそも運転手も危険は避けたいはずだから身をまかせることにしました。・・・というか そうせざるをえなかったというのが実態でしたけどね・・・。 封鎖エリアの中は(こんな話は母親には言えないね)車は走っていません。 ただ数人の通行人がいてバイクが数台はしっている。あとは軍人があちらこちらに。 まぁー安全っていえば安全です。
せっかくなので『写真でも・・』とも思いましたが自粛しました。 危険は感じませんが『その野次馬根性』が危険をまねくのだと思ったから。 バイクは封鎖エリアを抜けエーカマイに到着。 ここからは2年前に1度経験があるので迷わずチケットを買いラヨーンに到着しました。
ラヨーンは少し曇っているものの暑いことにはかわりない。じっとりと汗がにじんでくる。 2年前に行ったゲストハウスは徒歩では遠い(当時は徒歩で行った)のでバスターミナルから 10分ほど歩いたショッピングセンターからはバイクタクシーで行きました。
ゲストハウスは外にプールがあり、部屋にはエアコン・テレビ・風呂にはバスタブまであります。 シックな壁面に飾られた扇形の壁掛けは豪華ながら嫌味のないデザイン。またバスのカーテンの模様も オシャレで細かな部分までスイス人オーナーのセンスが光ります。 バンコクでは150Bのドミトリーだったので、ここの950Bはちょっとリッチな気分です。
部屋でのんびり。あたりは暗くなりお腹がすいてきたので併設されているレストランで食事をすることに。 ウェイターの青年としばし会話する。タイ人は気さくな人が多い。この青年もはにかみながら話しかけてくる。 どうやらタイ北東部の出身なんだそうな。『出稼ぎかな??』そんなことを考えながら僕も旅の目的なんかを チラシなんかを見せて示す。「明日は観光果樹園に行くんだよ」って話をして、彼に場所を聞いてみる。 彼は少し考えてからキッチンに戻りそしてパンフレットを持ってきてくれました。「コップンカップ(ありがとう)」と 僕もお礼を言う。
でもここからが不思議なところ。それだけではおわらずナゼか隣のテーブルで食事をしていた2人組(タイ人)に 何やら話しかけている。『なんだろう??』と僕が思っていると・・・・そのタイ人の女の子が「明日は休みだから車で 送ってあげる」って。 いくら親日の国だとはいっても初めてみる日本人男性(ちなみに34歳)を若い女の子が送迎してくれるとは 『はて??』・・・ある種の戸惑いを感じる・・親切だとは思うが・・・。まぁーまじめそうな子なのでご好意に甘えることにしよう。 そして明日(9日目)の9時にレストランで待ち合わせ。 どうなりますやら??(→EP08へつづく)
